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建築の規制は建ぺい率と容積率だけではない。

建ぺい率について

建ぺい率は風通しや防災の為の規制基準です。建ぺい率50%なら、敷地面積の50%以内が建築面積となります。このパーセントは用途地域によっても変わります。
SUUMOより引用

容積率について

容積率は人口を制限する為の基準です。容積率が80%~200%と増えていけば高い建物も建築出来るようになります。居住空間が大きくなるので、人口増加にもつながります。それを地域別に抑制するための比率です。

建築に必要な規制のひとつは、斜線制限

用途地域別に敷地空間の高さを制限します。道路や隣地の採光、通風を確保し、圧迫感を和らげるものです。詳しくは建築会社のWEBページなら解説は沢山あります。それぐらい建ぺい率・容積率・斜線制限は建築時大きく係ってきます。

 注意してほしいポイント 

建ぺい率や容積率は建築の規定として算出する方法です。その他の制限事項として斜線等がありますが斜線も道路・隣地・北側とありますし、用途地域によって異なります。土地も平坦か斜めか道路の位置はとか基準点や建築の規制はほかにもあります。その中で建築方法やデザイン・間取りなども決めていきますので、建ぺい率・容積率でこれぐらい建てられるかもというのはかなりアバウトな見解になります。

逆に規制緩和されるものもあります。

ビルドイン車庫や角地

単純に説明すればビルドインは5分の1の容積緩和となります。角地は建ぺい率の緩和があります。どちらも細かな規定がありそれをクリアしていれば適合されます。設計段階で設計士が把握して行う事ですので、こうゆうのがあるのか程度覚えておく事だとは思います。

 注意してほしいポイント 

規制緩和は建築の内容にて緩和される事が最初から規定されてますが、バルコニーや屋根付き車庫は建築面積参入などの規定があります。建築時は無くして、その後作るというやり方はあくまでも規定・規制を考慮した考え方ですので、緩和ではありません。

場所によって変わるので、その都度確認は必要。

建ぺい率・容積率の他にも斜線制限や高低差・風致・角地緩和等その土地での内容は変わります。これは契約時も説明を受けます。土地ごとに確認してどのような用途地域制限があるのか、自分の建物のイメージでどのように建てたいのかをある程度相談していけば建物の大きさがわかります。

土地の制限や状況からそこにあった建築でデザインしていくという事もあるかもしれません。土地を考えると同時に建築となりませんから、環境や価格から考えてから土地ごとの建築規制を知って建物の相談をしていくことになるでしょう。

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HOUSING LAND

株式会社ハウジングランド
埼玉県所沢市にて不動産業を昭和47年より創業する。平成に入り賃貸・売買と幅を広げ、現在では買取を含め不動産相談・住宅ローン相談なども行っています。

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