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ドア枠の傷・剥がれ修理

洗面室のドア枠の化粧シールが剥がれた。

ちょっと相談が・・・という事で、お宅訪問して確認してみると、キッチンの後ろに洗面室ドアがありまして、そのドア枠が今回の依頼場所でした。

見てみると、化粧ドア枠の化粧シールがめくれあがってました。防水も含めて、傷つきにくいようにプラスチックシールで出来ているようでして、よくここまでめくれ上がったなと・・・しかもこれでドアを閉めているので、しっかりとは閉まらないでしょう。浴室から来る熱気や湿気でノリが少しづつ剥がれドアの開け閉めで更にめくれたのでしょうね。これを何とかしてほしいという事で、さっそく修理です。

注意ポイント 

色合いがポイントで、年数が経過する事で同じ商品や同じ色合いの商品があるかないか、また年数での日焼けでの変色もありますので同じものでも色合いが同じになるかどうかはわかりません。プラスチックシールのような固い素材シールは貼るのが難しいのと状態や条件があるので、補修に向いてないかもしれません。

今回使用するものは床補修シール。

補修シールとしてニトムズなどから販売されている補修テープ。価格は400円程度まったく同じ色にはならないでしょうが、木目も細かく色合いも似てます。

選んだ理由として、シールが薄くて頑丈。曲げもあるので薄い方が加工しやすい。

はがした部分をサンプルにしてお店に買いに行ければよいのですが、中々出来ない場合もあります。写真でも写り方で変わります。なので別のサンプルを用意して写真を撮って、このサンプルより濃いか薄いかなど判断に使います。

近い色合いが見つからない場合は、傷部分だけではなく全体的に貼るという方法もあります。

奇麗に仕上げるのも大事ですが、コストをかけないのも大事です。ちょっとした修理がそこそこの費用では今度はある程度のクオリティがないと不納得になってしまいます。

 

 注意してほしいポイント 

剥がれたままはドア閉めずらいから直してほしい。という依頼では簡単に修理、見栄えよりも簡単にという部分が希望なので、クオリティを下げて、予算をかけないようにしました。

DIYでも出来る補修

一旦きれいに剥がして、磨いて乾かす。

かなり剥がれていたので、糊が乾いていて、どこまでついているのか確認してきれいに剥がします。表面を軽く紙やすりなどでこすっておきます。私は240番、400番をよく使います。

傷落としや汚れ落としなど少し強めにしたいときは240番、表面をやりたい時は400番と使い分けてます。これは木材や合板・MDFなどでも違いますが私は表面は400番でやります。

木目に合わせて貼る

シールの角合わせでもよいのですが、私は木目雰囲気で貼ってます。要は少し斜めでも雰囲気が合えばOKぐらいの感覚でやってます。ほんとはまっすぐだけど斜めに見えるときが模様次第では目の錯覚で起きますので、その雰囲気があってるかどうかで決めてます。

今回は若干、色合いだけ違いました。それでも費用400円なら上出来ではないでしょうか。

原因を考える。

なんでこうなったのか?それによって予防策も考える。

洗面室でのトラブルはほかにもあります。以前には窓枠の木材が腐ってぶかぶかになった事や、化粧台のコンセント周りが漏電などで溶けて焦げる等ありました。そうしても水蒸気や湿気が多い場所になります。寒い事から風通しをしない等カビの発生や塗装の劣化などにもつながっていきます。今回の剥がれも湿気からどんどん剥がれていったという感じでしょうか。修理してもまた別の場所が剥がれる可能性もあるので、湿気をどう逃がすかなども検討した方が良いかもせれません。

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HOUSING LAND

株式会社ハウジングランド
埼玉県所沢市にて不動産業を昭和47年より創業する。平成に入り賃貸・売買と幅を広げ、現在では買取を含め不動産相談・住宅ローン相談なども行っています。

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